コラム

  1. HOME
  2. コラム
  3. お役立ち情報
  4. エポキシ樹脂注入工法の単価をご紹介

エポキシ樹脂注入工法の単価をご紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
エポキシ樹脂注入工法の単価をご紹介

エポキシ樹脂注入工法は、コンクリートやモルタルのひび割れや浮き修復に広く使用されている技術です。しかし、工法ごとに料金が異なるため、費用感を把握しておくことが重要です。

本記事では、エポキシ樹脂注入工法の種類ごとに単価相場をご紹介し、それぞれの工法の特徴や適用範囲についても解説します。

当社リビングカラーコーポレーションでは、豊富な経験と高い技術力を活かし、無足場工法による外壁調査や外壁補修などのサービスを提供しています。足場設置が不要なため、大幅なコスト削減、工事期間の短縮、工事中の安全性や入居者負担の軽減ができることから、多くのオーナー様からご好評をいただいております。無足場工法での工事をお考えのオーナー様はぜひお気軽に当社までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

目次

エポキシ樹脂注入工法とは?

エポキシ樹脂注入工法は、コンクリートやモルタルのひび割れ(クラック)や浮きを補修するためにエポキシ樹脂を注入する技術です。この方法は、ひび割れ補修の中でも特に「ひび割れ注入工法」に該当します。

ひび割れ補修工法には、主に表面塗布工法、ひび割れ注入工法、充填工法の3つがあります。本記事で取り上げるのは「ひび割れ注入工法」で、これには手動式、機械式、自動式の3種類が存在します。

現在、注入量の管理がしやすい自動式低圧注入工法が広く利用されており、注入精度が作業員の熟練度に左右されることなく安定した補修が可能です。これにより、作業の効率化と品質の向上が図られています。

【クラック補修】エポキシ樹脂注入工法とは?改修方法や特徴など徹底解説はこちら

エポキシ樹脂注入工法の単価相場

エポキシ樹脂注入工法は、コンクリートやモルタルのひび割れ補修に広く使用されている技術です。

工法には、自動式低圧注入、手動式注入など様々な種類があり、それぞれの特性に応じた価格帯があります。本セクションでは、これらの工法ごとの単価相場についてご紹介します。

自動式低圧エポキシ樹脂注入工法

令和6年度、中部地方整備局の営繕工事の材料単価などでは以下のようになっています。なお下記単価は「材料費」と「労務費等」を合わせたものになります。

仕上げ方法 ひび割れ幅 金額(円)/㎡
コンクリート打放し仕上げ 0.2~0.3㎜ 5,100
コンクリート打放し仕上げ 0.3~0.5㎜ 5,100
コンクリート打放し仕上げ 0.5~1.0㎜ 5,240
モルタル仕上げ 0.2~0.3㎜ 5,100
モルタル仕上げ 0.3~0.5㎜ 5,100
モルタル仕上げ 0.5~1.0㎜ 5,240
タイル張り仕上げ 0.2~0.3㎜ 5,100
タイル張り仕上げ 0.3~0.5㎜ 5,100
タイル張り仕上げ 0.5~1.0㎜ 5,240

関東地方整備局営繕部:営繕工事の材料単価等の公表についてはこちら

手動式エポキシ樹脂注入工法

手動式エポキシ樹脂注入工法の料金について、令和6年度、財政局管理材部工事管理室が公開している建築工事設計資材単価表では、 コンクリート面とモルタル面の共に1m辺り4,650円となっています。

なお下記単価は「材料費」と「労務費等」を合わせたものになります。

【令和6年度】財政局管理材部工事管理室:建築工事設計資材単価表はこちら

エポキシ樹脂を使った注入工法の単価相場

エポキシ樹脂を使った注入工法は種類によって費用が異なります。ここでは代表的なエポキシ樹脂注入工法の単価相場を紹介し、それぞれの工法にかかる費用を詳しく解説します。適切な選択をするための参考にしていただければと思います。

アンカーピンニング部分(全面)エポキシ樹脂注入工法

アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法の費用は、一般的に1穴あたり200円から500円程度が相場です。ただし、実際の費用は施工面積や使用するピンのサイズ、樹脂の種類、さらにはゴンドラの使用の有無など、さまざまな条件によって大きく変動します。

一般的な費用の目安として、施工面積が広い場合(例えば300平方メートル以上)では、1穴あたり約200円程度が多いですが、ピンサイズによっても単価が異なるため、具体的な料金は現場条件により調整が必要です。

目安として令和6年度:中部地方整備局の営繕工事の材料単価などでは以下のようになっています。

【アンカーピンニング樹脂注入工法】

  • 部分エポキシ樹脂注入工法:一般部:16本/㎡:25mmℓ/箇所:6,960円/㎡
  • 部分エポキシ樹脂注入工法:指定部分:25本/㎡:25mmℓ/箇所:10,800円/㎡
  • 全面エポキシ樹脂注入工法:一般部:アンカー13本:注入口12個:25mmℓ/箇所:10,100円/㎡
  • 全面エポキシ樹脂注入工法:指定部分:アンカー20本:注入口20個:25mmℓ/箇所:16,200円/㎡

注入口付アンカーピンニング部分(全面)エポキシ樹脂注入工法

注入口アンカーピンニング樹脂注入工法の費用は、一般的に1穴あたり400円から1000円程度が相場です。ただし、実際の費用は施工面積や使用するピンのサイズ、樹脂の種類、さらにはゴンドラの使用の有無など、さまざまな条件によって大きく変動します。

目安として令和6年度:中部地方整備局の営繕工事の材料単価などでは以下のようになっています。

【注入口アンカーピンニング樹脂注入工法】

  • 部分エポキシ樹脂注入工法:一般部:9本/㎡:25mmℓ/箇所:5,480円/㎡
  • 部分エポキシ樹脂注入工法:指定部分:16本/㎡:25mmℓ/箇所:9,740円/㎡
  • 全面エポキシ樹脂注入工法:一般部:アンカー9本:注入口9個:25mmℓ/箇所:8,870円/㎡
  • 全面エポキシ樹脂注入工法:指定部分:アンカー16本:注入口16個:25mmℓ/箇所:15,700円/㎡

エポキシ樹脂注入工法に関するよくある質問(FAQ)

エポキシ樹脂注入工法に関するよくある質問をご紹介します。

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法で何本/?

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法では、アンカーピンの配置が「一般部分」と「指定部分(見上げ面、ひさしの鼻、まぐさ隅角部分など)」で異なります。

一般部分では、1m×1mの範囲に対して16本のアンカーピンを使用します。各ピンの注入量は1穴あたり25mlのエポキシ樹脂で、浮き代0.6mmを考慮し、樹脂が円形に広がると仮定した場合、注入された樹脂の広がり直径は220mmとして計算します。

指定部分では、1m×1mの範囲に対して25本のアンカーピンを使用し、より密に注入を行います。

ビックス工法でエポキシ樹脂を注入する単価は?

ビックス工法のエポキシ樹脂注入方法は、コンクリート構造物のひび割れを補修し、強化するために使用される技術です。ひび割れ部分にはパイプを設置し、ゴム製の注入器を使用してエポキシ樹脂を注入します。この注入器は圧力を加えることで樹脂をひび割れ内部に送り込み、隅々まで浸透させる仕組みです。

ビックス工法の主な特徴は、エポキシ樹脂の優れた流動性を活かし、細かいひび割れや亀裂にも対応できる点です。この工法により、迅速に補修が完了し、補修部分の耐久性が向上するため、コンクリート構造物の延命や強度回復に非常に効果的です。

施工費用については業者によって異なりますが、一般的には1㎡あたり10,000円〜20,000円程度が相場となり、施工期間は通常1日から3日程度で完了します。

当社リビングカラーコーポレーションでは、豊富な経験と高い技術力を活かし、無足場工法による外壁調査や外壁補修などのサービスを提供しています。足場設置が不要なため、大幅なコスト削減、工事期間の短縮、工事中の安全性や入居者負担の軽減ができることから、多くのオーナー様からご好評をいただいております。無足場工法での工事をお考えのオーナー様はぜひお気軽に当社までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT

お問い合わせ・見積依頼は
以下メールフォームまたはお電話から
お問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-25-8099

受付 / 平日 9:00~19:00

メールでのお問い合わせはこちら