マンションの足場からの空き巣被害に注意!防犯対策とは?

マンションの足場設置中に空き巣被害が増加しています。特に大規模修繕工事や外壁のメンテナンス時に仮設足場が設置されていると、空き巣犯にとって格好のターゲットになります。
本記事では、足場を設置しているマンションが空き巣に狙われやすい理由や、防犯対策の具体的な方法について詳しく解説します。
オーナー様や管理組合が実施すべき対策を中心に、住民の協力が得られる防犯強化のポイントも紹介。これらの対策を講じることで、空き巣被害のリスクを大幅に減らすことが可能です。
当社リビングカラーコーポレーションでは、豊富な経験と高い技術力を活かし、ドローン、ロープアクセス工法など無足場による外壁工事・調査・清掃などのサービスを提供しています。足場設置が不要なため、作業中の安全性や入居者負担の軽減にも優れており、しかも大幅なコスト削減、納期の短縮ができることから、多くのオーナー様からご好評をいただいております。無足場での工事・点検・清掃をお考えのオーナ様はぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
仮設足場を設置しているマンションは空き巣に狙われやすい
仮設足場が設置されたマンションは、特に空き巣のターゲットになりやすい場所です。足場を利用することで、犯人は上層階に簡単にアクセスできるようになり、外部からの発見を避けることができます。
特に、大規模修繕や外壁工事の際には足場が設置されることが多く、このタイミングで空き巣被害が発生することがしばしばあります。足場を利用して外から内部に侵入することで、マンションのセキュリティが一時的に低下することがあるため、特別な対策が求められます。
自治体でも、HPなどで工事現場周辺や足場が設置されている地域での警戒を強化するよう促している情報が掲載されており、オーナーや管理組合には、修繕工事中のセキュリティ対策をしっかりと行うように呼びかけています。
マンションの空き巣の被害件数
侵入窃盗の認知件数は、平成15年から減少傾向にあり、令和4年までその減少が続きました。
しかし、令和5年には4万4,228件が発生し、前年比で20.9%増加しています。これは、1日あたり約48件の侵入窃盗が発生している計算となり、依然として多くの住宅が被害を受けていることを示しています。
発生場所別に見ると、一戸建住宅が30.5%と最も多く、次いで共同住宅が11.1%となっています。また、建物の階数別に見ると、3階以下の建物が7.3%で、4階建以上の建物でも3.8%の被害が報告されています。高層マンションでも侵入窃盗の被害があることがわかります。
手口別では空き巣が最も多く、全体の約4分の1を占めています。その他の手口として、忍び込みが10.5%、居空きが2.3%となっています。
空き巣は住人が外出している時間帯に発生するのに対し、居空きは家に住人がいる状態で発生します。忍び込みは、住人が就寝中に侵入する手口です。それぞれの手口に違いがあり、注意が必要です。
実際に起きた事件はこちら↓
⇒【FNN】工事用足場からタワマンに侵入…ロレックスなど“2000万円”窃盗事件
マンションの大規模修繕も空き巣に注意
マンションの大規模修繕を行う際には、仮設足場の設置が多いですが、この時期が空き巣にとっては格好のターゲットとなります。工事中は住民が外出していることが多く、また、作業員や業者の出入りも多いため、外部からの侵入者が紛れ込む可能性もあります。
さらに、仮設足場があることで、上階へのアクセスが容易になり、侵入者が発見されにくくなるため、リスクが高まります。管理組合としては、修繕工事の際に空き巣被害を防ぐために、周囲の警戒を強化し、住民への注意喚起を行うことが重要です。
実際に起きた事件はこちら↓
⇒【NHK】マンション大規模修繕工事の足場から部屋に忍び込み現金盗んだか
足場を設置しているマンションが空き巣に狙われる理由
マンションの修繕や改修工事で仮設足場が設置されると、空き巣が狙いやすくなります。
足場は、犯罪者にとって侵入経路を提供し、見つかりにくい隠れ場所を作り出します。以下では、足場を利用した空き巣のリスクを高める具体的な要因について説明します。
足場やシートが隠れ場所になる
仮設足場が設置されると、外壁にシートやネットが取り付けられ、外部からは建物内部が見えにくくなります。これが空き巣犯にとって非常に有利な状況を作り出します。
シートやネットで覆われた部分は視界が遮られるため、不審者が建物に接近しても目立ちにくく、犯行準備を整える場所として最適です。
また、外から見て建物の工事が進んでいる間は、住民や周囲が警戒を緩めることが多く、このタイミングを狙われます。シートやネットの隠れ場所が、外部からの監視を減少させ、犯行を実行するための「隠れみの」となりやすいのです。
特に夜はセンサーなどがなければほぼ見えなくなる状態になるため注意が必要です。
作業員の出入りにより不審者がわかりづらい
修繕工事や改修作業が行われているマンションでは、作業員や業者が頻繁に出入りします。このため、外部から不審な人物が入ってきても、それが作業員の一部として見過ごされやすくなります。
住民や管理者は、普段から作業員が出入りしていることが多いため、他の人物が出入りしていてもその違和感に気づきにくいのです。特に、作業員の衣服や道具を使って不審者が侵入すると、その違和感を感じることが難しくなります。
空き巣犯はこの状況を利用して、作業員を装い、監視の目を逃れながら侵入することが可能になります。結果として、犯人は作業員に紛れて入室することができ、警戒心が低い状態を狙って犯行を実行します。
足場を利用して上層階に侵入しやすい
高層マンションの場合、普段であれば上層階への侵入は非常に難しく、警備が行き届いています。しかし、仮設足場が設置されると、低層階から上層階へと簡単にアクセスできるようになります。
足場を利用すれば、侵入経路が確保され、外部から侵入しにくい上層階でも容易にアクセス可能です。このため、高層マンションでも空き巣の犯行が容易に実行される可能性が高まります。
特に住民が外出している日中など、上層階が無人になっているタイミングを狙って、足場を使って簡単に犯行に及ぶことができます。高層階は普段から警戒が緩くなりがちなので、足場が設置されることで一層ターゲットにされやすくなります。
オートロックが解除されている
マンションのオートロックシステムは、外部からの侵入を防ぐための重要な防犯設備ですが、工事中は作業員や業者が頻繁に出入りするため、オートロックが解除されることが多くあります。
これにより、空き巣犯がオートロックを解除して建物内に侵入する隙間が生まれます。特に、作業員が建物に出入りしている間は、オートロックが解除されている時間帯が増えるため、犯罪者がこのタイミングを狙って侵入するリスクが高まります。
住民や管理組合が気づかないうちにオートロックが解除され、犯人が内部に忍び込むことが可能となります。さらに、オートロック解除後に住民が帰宅しても、外部から不審な人物が侵入していることに気づくのが遅れることがあります。
防犯意識が薄れる
工事中は、騒音や作業員の出入りなど工事に意識がいくため、防犯意識が薄れがちになります。また普段通りの生活を送っている住民が多いため、足場やシートが設置されていることを理由に、空き巣犯に対する警戒が弱まることがあります。
また、住民が足場やシートを工事の一環として認識しているため、防犯上のリスクを意識することが少なくなります。工事中は住民が「通常通り」と考えがちですが、その隙間をついて空き巣犯がターゲットにすることが増えるのです。
工事中でも防犯対策を強化するためには、住民に対する定期的な防犯教育や警戒心の呼びかけ、そしてセキュリティ設備の強化が不可欠です。住民全体が高い防犯意識を持つことが、犯罪を未然に防ぐためには必要不可欠です。
オーナーや管理組合側の空き巣対策
オーナーや管理組合側の空き巣対策には様々な方法がありますが、効果的な以下をご紹介します。
- 足場防犯センサーや防犯カメラを設置
- 工事日程を明確にして周知する
- 無足場工法を検討する
- 空き巣の危険性と防犯対策を周知する
- 作業員の身元確認と出入りの管理
- 透過シートを使う
- 足場の入口をオートロックにする
- 金網等を足場の下部に設置する
足場防犯センサーや防犯カメラを設置
足場を設置しているマンションでの空き巣対策として、足場防犯センサーと防犯カメラの設置が効果的です。足場の隙間やシートが不審者に隠れ場所を提供するため、これらを利用した防犯対策が不可欠です。特に足場の角や入口付近に配置することが推奨されます。
防犯カメラの設置はカメラは目立つ場所に設置し、監視されているという意識を不審者に与えることで犯行を未然に防ぎます。また、動体検知機能付きのカメラを活用すれば、動きが感知された際に録画を開始し、証拠を残すことができます。
またリアルタイムで監視できるカメラを導入すれば、管理組合やオーナーが遠隔からでも安全を確認でき、警備が強化されます。
工事日程を明確にして周知する
工事日程を明確にして周知することは、空き巣対策において非常に重要になります。工事の開始日と終了日を住民全員に事前に通知し、掲示板や共用スペースに掲示することで、全ての住民がその日程を確認できるようにします。
さらに、工事の進行に伴い、途中で変更があった場合には、速やかに更新情報を掲示したり、メールやポスティングで通知を行ったりして、住民に最新の状況を伝えます。
工事日程を明確にして周知することが、住民は工事期間中のリスクを認識し、外出時や帰宅時に警戒することができ、不審者に対する注意を促すことができます。
無足場工法を検討する
工事期間中の空き巣のリスクを減らすために、無足場工法の採用を検討することが効果的です。
無足場工法では、外壁の修繕作業や塗装作業を行う際に足場を設置せず、ロープやゴンドラを使って作業を進めるため、足場を使った隠れ場所がなくなり、外壁の修繕作業中に空き巣犯が足場を利用して侵入することを防ぐことができます。また工期が短くなることで、空き巣被害の可能性を低くすることができます。
この方法は、特に都市部や交通量の多い場所での工事においても有効で、セキュリティ面でも大きなメリットがあります。
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空き巣の危険性と防犯対策を周知する
空き巣のリスクを最小限に抑えるためには、工事の前に住民全員に空き巣の危険性を周知し、防犯対策を徹底させることが重要です。工事期間中は足場やシートが隠れ場所となり、住民が外出している間に空き巣犯が侵入することが考えられます。そのため、住民に対して工事期間中は特に警戒を高めるよう促すことが大切です。
掲示板や住民宛の通知、または住民説明会を通じて、外出時の戸締りや不審な人物を見かけた際の通報方法を周知しましょう。住民に工事日程や作業時間帯を伝え、工事中は特に家を空ける際の注意点を知らせることで、空き巣犯に隙を与えません。また、住民が工事期間中に警戒心を持つようになれば、不審者が侵入するリスクを減らせます。
作業員の身元確認と出入りの管理
作業員の出入りが頻繁に行われる工事現場では、不審者が作業員に紛れて侵入するリスクがあります。
そのため、作業員の身元確認と出入りの管理を徹底することが非常に重要です。工事業者と連携し、作業員にはIDカードや通行証を配布し、どの時間帯に誰が現場に出入りするかを管理します。
また作業員と特定できるような会社名がはいっているメッシュベストや腕章などがあればそちらも着用してもらえるようにお願いしてみましょう。
出入り時には、工事業者が指定した専用の出入り口を使用し、住民と不正に接触しないようにします。また、作業員が作業を行っていない時間帯には、現場の監視を強化し、不審者が敷地内に入らないようにするために警備員を配置することも一つの対策です。
透過シートを使う
透過シートは、外壁の修繕作業中に使用される防護材で、通常のシートとは異なり、外からの視界をある程度確保できます。
この透過シートを使用することで、足場を設置する際の視認性を高めることや、外から作業員の動きや作業内容が見やすくなるため、外からの不審者の侵入を防ぐことができます。
また、住民の安全を確保し、空き巣犯が足場に侵入して物理的に隠れることを防ぐ効果があります。透過シートを使用することで、周囲の監視がしやすく、より強化されたセキュリティ対策になります。
足場の入口をオートロックにする
足場の入口をオートロックにすることで、不審者が足場に簡単にアクセスできないようにします。
オートロックを設置することで、作業員以外の無断での立ち入りを防ぐことができ、特に外壁工事中に外部から侵入されるリスクを減少させます。
オートロックは、特に工事現場に立ち入る必要のない人々が足場に入らないようにし、住民の安全を守るための重要な対策となります。作業員にのみ鍵を提供する、または入退場が必要な場合は確認を行うようにすることで、セキュリティが強化され、空き巣被害を防ぐことができます。
金網等を足場の下部に設置する
足場の下部に金網を設置することも、不審者の侵入を防ぐための有効です。金網やフェンスを足場の周囲に取り付けることで、下層部分に潜入しようとする犯罪者を阻止できます。
さらに、金網は視覚的な障害物となり、外部から足場内の状況が確認しにくくなるため、不審者が足場に近づくことを防ぎやすくなります。
住民の空き巣・防犯対策|足場からの侵入を防ぐには
住民のの空き巣対策には様々な方法がありますが、効果的な以下をご紹介します。
- 侵入経路の施錠を徹底する
- 防犯フィルムや補助錠などの設置
- カーテンを閉める
- センサーライトを設置する
- 玄関などのドア対策
- 夜中に足場から音を感じたら通報する
- 保険への加入を検討する
侵入経路の施錠を徹底する
空き巣が最も狙いやすいのは、家の出入口、特に窓になります。特に玄関ドアや窓などの侵入経路が開いていると、犯行が容易に行われます。したがって、すべての侵入経路、特に窓やドアの施錠を徹底することが防犯対策の基本となります。
例えば、ドアの鍵をかけるだけでなく、サムターン防止用のカバーを設置、セキュリティバーやロック機能が強化された窓を使用することで、侵入を難しくすることができます。
これらを使用することで、空き巣犯は侵入するための時間がかかり、リスクを感じて侵入を諦める可能性が高まります。また、窓の施錠にも細心の注意を払い、
防犯フィルムや補助錠などの設置
窓ガラスの破損による侵入を防ぐために、防犯フィルムや補助錠を設置することも効果的です。防犯フィルムは、ガラスを強化して割れにくくするだけでなく、万が一割れた場合でもガラスが飛び散らず、犯人の侵入を遅らせることができます。
また、補助錠を取り付けることで、ドアや窓が完全に閉じられていない場合でも、侵入を防ぐことができます。これらの対策により、短時間で侵入しようとする犯人に対して、高い効果を発揮します。
カーテンを閉める
カーテンを閉めることも、空き巣防止の基本的かつ簡単な対策の一つです。外から見える場所に高価な家電製品や貴重品が置かれていると、空き巣犯にとっては格好のターゲットになります。
カーテンを閉めることで、内部の状況が外部から見えなくなり、犯人が家の中に何があるかを知ることができません。特に夜間、照明がついていると室内の物が見えやすくなるため、昼夜問わずカーテンを閉めて視覚的な防犯を意識することが重要です。
センサーライトを設置する
センサーライトは、空き巣にとって非常に効果的な防犯対策です。侵入者が近づくと、自動で点灯するセンサーライトは、空き巣犯に「誰かが見ている」と感じさせ、犯行を思いとどまらせることができます。
特に暗い場所や裏口、駐車場周辺などにセンサーライトを設置することで、不審者の存在を早期に察知することができます。また、センサーライトは侵入の試みをした際に、周囲に警告を発する役割も果たします。
防犯カメラと併用することで、センサーライトによって犯人が動揺し、警戒心を高めることが可能です。夜間に点灯し、視覚的に周囲を明るくすることは、空き巣犯を遠ざけるために効果的な手段となります。
玄関などのドア対策
玄関のドアは、空き巣犯が狙いやすい場所です。適切な対策を取らないと、簡単に侵入されてしまう可能性があります。強化ドアや防犯性の高いドアを設置することで、犯行を防ぐことができます。
例えば、サムターン防止カバーや強固なチェーンロック、デッドボルトなどを追加することで、ドアの施錠を強化し、侵入者が簡単にドアを開けられないようにできます。
ドアの周囲にセンサーライトを設置することも有効です。また、ドアの下部や枠部分に金属製のガードを設置し、バールを使ったこじ開けを防ぐこともできます。こうした対策を施すことで、玄関からの侵入リスクを大幅に減らすことができます。
ただし前提として、施錠を絶対に怠らないようにしましょう。
夜中に足場から音を感じたら通報する
空き巣犯は足場を使って高層階に侵入することが多いため、足場周辺で不審な音や動きがあった場合は、すぐに通報しましょう。夜間は周囲が静かになるため、音が聞こえやすく、不審者の存在に気付きやすくなります。
もし足場からの音や物音が気になった場合、すぐに管理組合や警備会社に通報し、周囲の監視を強化してもらいましょう。迅速な通報が犯罪を未然に防ぎ、犯人が逃げるきっかけとなることがあります。また、地域の住民間で連携し、警戒を強化することも、空き巣のリスクを減らすために効果的です。
保険への加入を検討する
万が一の空き巣被害に備えて、家財保険や建物保険に加入することは重要です。特に、高価な家電や貴重品を持っている家庭では、被害を最小限に抑えるために保険に加入することを検討すべきです。
家財保険は盗まれた物の補償を受けることができ、修理費用や被害の金銭的な負担を軽減できます。また、建物保険も、破損したドアや窓の修理費用をカバーしてくれるため、トータルでのリスク管理に役立ちます。
保険に加入することで、空き巣被害に遭った際の経済的負担を軽減できるだけでなく、保険契約時に防犯対策を強化することで、割引を受けられる場合もあります。早期に保険を見直し、加入することで、万が一の事故に備えることができます。
管理組合やオーナーの責任になる可能性
適切な防犯対策を講じ、住民にその情報を十分に伝えることができれば、万が一空き巣被害が発生した場合でも、管理者側が責任を問われることは基本的にありません。
しかし、もし大規模修繕工事のスケジュールや足場設置に関する情報を住民に通知せず、防犯対策を取らなかった場合、空き巣被害が発生すると管理者の責任が問われる可能性があります。
さらに、管理組合やオーナーが修繕工事の詳細を住民に適切に説明せず、住民が工事内容や進行方法について不信感を抱くと、空き巣被害が発生した際に感情的な対応を招き、訴訟に発展することも考えられます。
そのため、工事開始前には住民に対して工事の目的や必要性、具体的な内容をきちんと説明し、住民の理解と協力を得ることが非常に重要です。
工事前にしっかりと防犯対策を行い、その内容を住民にわかりやすく伝えることで、住民が協力しやすくなり、防犯対策が徹底され、空き巣被害を未然に防ぐことが可能になります。
マンションの防犯・空き巣によくある質問(FAQ)
マンションの防犯・空き巣によくある質問をご紹介します。
空き巣が多いマンションは何階ですか?
空き巣が多いマンションの階数に関して、一般的に高層階よりも低層階が狙われる傾向があります。特に、1階や2階は侵入が容易なため、空き巣のターゲットになりやすいです。理由としては、これらの階は外部からのアクセスがしやすく、足場を使わずに侵入可能な場合が多いためです。
一方で、上層階(4階以上)も足場が設置されていると空き巣リスクは低層階と変わりません。特に大規模修繕工事などで足場がかけられた足場を使って上層階に侵入することが可能になるため、セキュリティ対策が不十分な場合、これらの階も注意が必要です。
したがって、空き巣が多い階数は、低層階が最も多いものの、足場設置時には高層階もリスクが高くなるため、マンション全体での防犯対策が求められます。
マンションは何階以上だと狙われやすい?
発生場所別に見ると、一戸建住宅が30.5%と最も多く、次いで共同住宅が11.1%となっています。また、建物の階数別に見ると、3階以下の建物が7.3%で、4階建以上の建物でも3.8%の被害が報告されています。高層マンションでも侵入窃盗の被害があることがわかります。
しかし、高層マンションでも、3階以上でも足場が設置されると空き巣のターゲットになりやすくなります。足場を使えば高層階にも容易に侵入できるため、特に大規模修繕工事などの際には高層階も警戒が必要です。
当社リビングカラーコーポレーションでは、豊富な経験と高い技術力を活かし、ドローン、ロープアクセス工法など無足場による外壁工事・調査・清掃などのサービスを提供しています。足場設置が不要なため、作業中の安全性や入居者負担の軽減にも優れており、しかも大幅なコスト削減、納期の短縮ができることから、多くのオーナー様からご好評をいただいております。無足場での工事・点検・清掃をお考えのオーナ様はぜひお気軽に当社までお問い合わせください。